喜ばれるおせっかい 〜Webディレクションオンラインサロン『4LDK』受講レポート〜

今回の4LDKは『ディレクション思考』のなかから『おせっかいの姿勢』の項目をもとに、Webディレクターのおせっかいについて考えました。

おせっかいなレストラン

まずはシンキングタイムその1、「おせっかいなレストランとは?」をみんなで考えました。

いい席を用意してくれる、嫌いなものを変えてくれる、予備の食器を用意してくれる、などいろいろな意見が出ました。

その中で印象に残ったものとしては、たとえば「オススメを教えてくれる」という意見は、ディレクターがプロとしての提案をするということと同じだったり、「料理や気分に合わせてお酒を選んでくれる」という意見はペルソナにあったコンテンツを用意するということに繋がったりと、ディレクションに通じるところがあるというところでした。

クライアントさんに喜ばれるおせっかいってなんだろう

つづいてシンキングタイムその2「超おせっかいなWebディレクター」について考えました。

こちらでもいろいろな意見が出て、熱いやりとりが交わされました。とくに実務に関わるところも多く、盛り上がったように感じました。

その中で、印象に残ったポイントや考えたことを箇条書きしておきます。

  • 進捗確認は大事。クライアントはWebの専門家ではないので、連絡がこないということは不安になる。
  • クライアントの業種に興味を持つべき。クライアントの業種について知っておくことで、クライアントが安心するし、その業種にあったものができる。
  • Web以外のところで、たとえば紙のほうがいいなども提案した方が良い。提案することで得られる信頼と、自分が考えるベストを実現するために提案する方がいい。ただし、提案する以上はその覚悟を持つこと。
  • リニューアルでは、追加や更新だけでなく、本質を押さえた上で削ぎ落とすことも必要。

まとめ

おせっかいのポイントとしては、田口さんの言葉を借りると、仕掛ける側の自己満足で終わるのはよくないが、遠慮して何もしないのはもっともったいないということです。
しないよりはする方がいいけれど、自分がされて嬉しいこと、相手がしてほしいであろうことを考えて、どの辺りまで踏み込んでいいのかを考えてしたことが、クライアントさんに喜ばれるおせっかいなのだと思います。

以前「おもてなし」の話がありましたが、「おもてなし」と「おせっかい」の違いとしては、相手から飛んでくるボールをどう受け止めるかと、こっちからどう持っていくかの違いだそうです。言い換えると攻めと守りになるわけですが、この2つでは、意見の出どころはちがうのだけど、共通するところは相手に合わせて落とし所を探すというところだそうです。
つまり自己満足ではなく、きちんとクライアントに寄り添ったものになっているべきということです。

ディレクターが自己満足で進めてしまうと、どんなに考えてやったところで、クライアントの思いとずれていってしまって、結局いいものにならないと思います。
クライアントの立場で、思いを共有した上でやったことがクライアントに喜ばれる「おせっかい」になるのではないでしょうか。

おまけ

田口さんに、「シェフの気まぐれサラダ」についてどう思うかの投げかけをされたので、最後に答えておこうと思います。

個人的には、なんでもいい時はそれでもいいかなと思うのですが、野菜は苦手なものがいろいろあるので、事前に中身を知れるとうれしいなとは思います。
ただ、いいものを食べに行った時は、やっぱりちゃんと中身のわかってる、というか考えて作られているであろうと誰がみてもわかるものを食べたいなと思います。味とかバランスとか食べる人のこととか。

気まぐれサラダが手抜きだとは思いませんが、相手の意向を無視したもので代価を要求するのはやはり少し乱暴な気もします。

と、書いてると、気まぐれサラダは上で書いた「おせっかい」とは反対の方向に向かってるような気がしてきました。

だからやっぱり「シェフの気まぐれサラダ」は個人的にはなしの方向かなぁ・・・。

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