あいまいな言葉の取り扱い 〜Webディレクションオンラインサロン『4LDK』受講レポート〜

今回の4LDKは、書籍「ディレクション思考」より、『あいまいワード』について取り上げました。

あいまいワードとは、「かっこよく」とか「きれいに」とか「わかりやすく」とかデザインを説明するときに使われる抽象的な言葉を指します。

あいまいワードについて考える

最初はWebサイトに対して、あいまいワードで表現してみるというワークをしました。

GoogleやYahoo、カップヌードルや車のサイトに対して、どういうあいまいワードで表現できるかということをみんなで考えました。
「シンプル」や「スッキリした」「シュッとした感じ」「インパクトある感じ」などの言葉が出てきました。

ワークが終わってから見てみると、実はどのサイトでも同じ言葉が出てきたりしていました。
そこからわかったのは、「シンプル」や「すっきり」のような言葉はどうとでも取れるので、使われた時は注意しないといけないということです。そういったワードを掘り下げてもあまり具体的なものにならないこともあるので、取り上げるときは慎重にならないといけないと感じました。

あいまいワードを掘り下げる

制作の現場においてあいまいワードを避けることはできません。
なぜなら、デザインの専門家じゃない人がデザインを表現するのに使うのがあいまいワードだから。

なので、制作者はあいまいワードを使う人に対して手を差し伸べて掘り下げる必要があるわけです。

掘り下げる時には、さっきのようなどうとでも取れる言葉ではなく、「〇〇っぽい」などの言葉を拾い上げて掘り下げていくほうが、具体的なイメージに近づきやすいようです。「〇〇っぽい」には、それに近いもの、似てるものが含まれているので、そこを掘り下げていけば相手がイメージするものが見えてくるのだろうと思います。

危険なのは、あいまいワードだけ聞いてわかった気になってしまってそのまま進めてしまうこと。あとでズレが生じて大変なことになってしまうのは想像に難くないですよね。

まとめ

あいまいワードの掘り下げというところはなかなかイメージしづらかったです。
あいまいな表現が何を表しているかは、その時のコンテキストによって変わってしまうので、実際の場面にならないとわからないこともあるのだろうなと思います。

動画内でもあったのですが、あいまいワードは感覚によるところが大きいので、その感覚をいかにして磨いていくかが大事になってくるそうです。

この人は何を求めているのだろうか、何が言いたいのだろうか、とその時のコンテキストから想像することを常日頃からやっておくこともそういった場面で役立つのかなと思います。

後日フォローアップを受けての感想

あいまいワードのキャッチボールという表現がとてもわかりやすかったです。

あいまいワードを掘り下げるには、あいまいワードのキャッチボールで、いろいろなあいまいワードを繋げながら具体的な表現を探っていくことができるということなのですが、それを本当のキャッチボールのようにだんだんといい球が出るようになってくるのだろうと思うとイメージしやすかったです。

ただ、そのキャッチボールでストライク送球をするためにはボキャブラリをたくさん持っておく必要があるということで、あいまいワードに対するボキャブラリをどう増やしていくかがポイントだと思います。

これだとどういうあいまいワードで表現されるかを考えるトレーニングをしつつ、それをどう掘り下げていくかを想定するトレーニングもするといいのかな。

大事なのはわかった気になって途中でやめないこと。
しっかりとキャッチボールをやりきることをいつも意識しておくべきだと思いました。

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