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『デザインの伝え方〜組織の合意を得るコミュニケーション術〜』 -Web系読書感想文-

『デザインの伝え方〜組織の合意を得るコミュニケーション術〜』 -Web系読書感想文-

いろいろ本を読んでるのにアウトプットしないのはもったいないということで、読書感想文を書いてみることにしました。
拙い文章ですが、よかったらどうぞ。
「おとなの」というのは、読書感想文が小学生が宿題でよくやってるもののイメージがあるからです。
いくら子どもに作文を書かせていたからと言っても、自分が書くのはまた違うということですね。

はじめに

今回、題材にするのは「デザインの伝え方〜組織の合意を得るコミュニケーション術〜」という本。
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デザイナーがステークホルダーに自身のデザインをどう伝えるかということを、筆者の実例を交えながら、わかりやすく書かれています。
読みながら、「あるある」とか「こんな風にやってるのか」とか実務に照らし合わせながら読み進められました。

きっかけ

仕事をしていてよく感じるのは、自分がやりたいこと・考えていることが相手に伝わっていないと感じることが多いなということです。ここはこういうアニメーションにしたらいいんじゃないか、こういう実装をしたいんだけどどうしたらいいのか。頭の中では考えていることはあるのだけれど、それをうまく伝えられずにもやもやするということがよくあります。

この本を読むことで伝えるということに対して何かきっかけを掴めないかということで、読んでみることにしました。

本の内容を踏まえて

全体を通して、デザインを説明するとき、また、自分の考えを説明するときのコツのように書かれており、そういうことを意識するだけでも考えを伝える時にスムーズにできそうかなと思いました。
その中で印象に残ったのは「コミュニケーションの不備が「期待はずれ」を招き、期待はずれが失望や不信感を生む」というところです。

プロとして仕事を任されている以上、任せる側は何かしら期待をしてお願いしているはずなんですよね。それをちゃんと汲み取って形にするのが、クリエイターの仕事であるなら、その期待を実現するための努力はすべきだと思います。
その努力の一つにコミュニケーションがあるならば、苦手とか言ってないでやるしかないのではないでしょうか。

まとめ

結局のところコミュニケーションは信頼関係を築くためのものだと思います。信頼関係がなければいい仕事ができない、というよりそもそも仕事が始まらないと思います。そのためにコミュニケーションが必要なのだと思います。
普段からいいコミュニケーションができていれば、いざという時に連携を取れたり、考えを伝える時に汲み取ってくれたりするのではないかなと。

コミュニケーションを取れというのは何も仲良しになれということではないと思います。(まあ、もちろん仲が良いに越したことはないのですが。)
ただ、相手がどんな人間なのかもわからずに一緒にいるということはできないと思うのです。一緒に仕事をする以上はチームとして連携をしなければいけないし、きちんと話すということを重ねていかなければならないと思うのです。言わずともわかってくれるなんていうのは、相当コミュニケーションを重ねた後のことでしょう。
だから誰とでもまずはコミュニケーションを取ることが大事になってくるのではないでしょうか。

コミュニケーションは人対人のものですので、相手によってやり方は違ってきます。
本を読んだり、話を聞いたりしたからすぐにコミュニケーションがうまくなるわけではありません。でも本を読むことで、コミュニケーションについて考えるきっかけになることが大事なのだと思います。
きっかけは案外そこらにあると思いますよ。