デフォルトのブロックエディタの機能で表現できる見出しのデザインを色々やってみました。
下にそれぞれの作り方を説明していきます。
説明内のキャプチャーは管理画面右側のブロックタブ内の設定項目の切り抜きです。
※テーマによってはできないものもありますので、ご使用のテーマごとにご確認ください。
下ボーダー
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見出しブロックの枠線の下側にのみ、色とサイズを指定する
左にボーダー
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見出しブロックの枠線の左側にのみ、色とサイズを指定する。
テキストとのバランスを見て左パディングを少し開ける。
左と下のボーダーで囲む
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見出しブロックの枠線の左と下に色とサイズを指定する。
左の方が太いと見栄えが良さそう。
上下のボーダーで囲む
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見出しブロックの枠線の上と下に色とサイズを指定する。
立体的に見える表現
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見出しブロックの枠線の左と下にそれぞれ色とサイズを指定する。
背景色に薄い色を指定するとそれっぽくなる
背景グラデーション
背景色+角丸
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枠線のところで角丸を設定する。
背景色+角丸(文字量で幅が変わる)
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上の「背景色+角丸」と同じ設定にした見出しブロックを横並びブロック(グループブロックで「横並び」を選択)の中に入れる。
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横並びブロックの中に入れると、見出しブロックに幅の設定項目(画像下)が追加されているので、これを「fit」にする
アイコン付き
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見出しブロックをグループブロックの中に入れる。
そのグループブロックの背景画像にアイコン画像をを設定し、位置とサイズを調整する。
サイズを固定値にするときは、「タイル」を選択し繰り返しをオフにすると一つだけ置くことができる。
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そのままだとアイコンが文字にかぶるので、アイコンの分だけパディングを設定する。
吹き出しつき
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グループブロックの中に見出しブロックと横並びブロック、さらに横並びブロックの中にグループブロックを設置する。
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横並びブロックの中のグループブロックの設定を以下のようにします。
幅を「fixed」にして0px、最小の高さを0pxにする。
枠線の設定を、上を見出しの背景と同じ色にし、他を不透明度0にして、同じサイズにする。
エディター画面ではちょっとわかりづらいがこれで下向きの▼ができている
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横並びブロックの左側に少しパディングを取ることで、吹き出しの位置を調整する。
両端に線を伸ばす
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横並びブロックの中に、区切りブロック、見出しブロック、区切りブロックの順に並べる。
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区切りブロックの幅を「fill」にすることで端まで伸びる。
両端に線を伸ばす
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区切りブロックの幅を「fixed」にすると好きな幅に設定できる。
途中で色変える線
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見出しブロックの下に横並びブロックを設置する。
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横並びブロックの背景にグラデーションを設定する。
色を青、青、グレー、グレーの順で配置する。(実際使う時は任意の色でOK)
図ではわかりづらいが、2番目の青と3番目のグレーを重ねている。
こうすると背景色がパキッと割れた状態になる。
この状態で角度を90°にすると、途中で色の変わる長方形ができる。
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横並びブロックの最小の高さを設定する。
細すぎない方が色がわかりやすくなっていいかも。
マーカー風
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見出しの背景にグラデーションを設定する。
色を不透明度0、不透明度0、黄色、黄色の順に設置する
2番目の不透明度0と3番目の黄色を重ねる。(上の「途中で色変える線」と同じように設定する)
角度を180°(色のついた方が下に来るよう)に設定する。
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この状態ではマーカー線が端まで伸びてしまうので、横並びブロックの中に入れて、見出しブロックの幅をfitに設定すると、文字のところだけマーカーを引くことができる。
両側にスラッシュ
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横並びブロックに、グループブロック、見出しブロック、グループブロックの順に配置する。
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見出しブロックのフォントサイズを「1em」にして、横並びブロックに任意のフォントサイズを設定する。
これは後でスラッシュの大きさを文字サイズと合わせるため。
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両サイドのグループブロックの幅と最小の高さを「1em」に設定する。
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カッコつき
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横並びブロックに、グループブロック、見出しブロック、グループブロックの順に配置する。
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見出しブロックのフォントサイズを「1em」にして、横並びブロックに任意のフォントサイズを設定する。
これは後でカッコの大きさを文字サイズをベースに合わせるため。
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両サイドのグループブロックの幅を「1em」、最小の高さを「2em」に設定する。(ここは好きなカッコの大きさになるように調整)
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両サイドのグループブロックの枠線を、上、下、左(右側のブロックは右)にサイズ1px、文字色と同じ色で設定する。
まとめ
ブロックの機能だけで表現できる見出しを色々と作ってみました。
グループブロックと組み合わせることで色々装飾ができるようになっています。
また、WordPress6.7からは見出しブロックに枠線をつけることができるようになったので、ボーダーつきの見出しなど、見出しブロックだけで手軽に表現できる範囲も広がっています。
まだまだあるかと思うので、思いついたら追加していこうと思います。