Web業界に入って半年のコーダーがWordCamp実行委員をやった感想

先日、WordCamp Kansai 2016がありまして、そこで実行委員として参加させていただきました。
今回はそのお話を書きたいと思います。
WordCampとは・・・こちら

実行委員をやるということ

私のWordPress歴はちょうど1年くらいで、やったこともデジハリの卒業制作とこのブログくらいという経験の浅さです。
実務での経験もなく、どんなことができるのかなんとなく知ってるくらいでした。

そんな私にWordBenchで知り合った方から「実行委員やらない?」とお声かけをいただきました。
もともと少し興味があった私はその申し出を二つ返事で受け入れました。
受けた理由としては、実行委員として活動することで得るものがあるのではと思ったこと、そして自分にもできることがあると思えたことが動機だったような気がします。

さて、そうして実行委員としての活動が始まったわけですが、そのころの私は初めて制作会社に就職したばかり、WordPressどころかWeb制作を仕事にするということがどういうことかさえもほとんどわかっていないような状態でした。
そんな状態で満足に活動できるはずもなく、全体MTGでもslack(グループコミュニケーションツール。実行委員内の連絡等は基本的にslackで行われていた)でもなんとか食らいつこうと必死になったつもりだったのですが、果たして十分な働きができたとは言い難い気がします。
それでも与えられた役割くらいはなんとしてもやり遂げたいという思いだけで動き続けました。
私に与えられた仕事は「当日の掲示物の管理」。デザイナーさんに制作依頼を出し、できたものをチェックし、印刷し、当日掲示する。
文字にするとそれほど大変な感じがしないですね・・・。でもその時の私はこれだけでも必死でした。

これに加え、当日はハンズオンの世話役もさせていただくことになりました。

ここでまた改めて自分のWordPressの知識の浅さを痛感することになります。
ブログに合うテーマを探し、必要な機能を備えたプラグインを見つける。
何も知らない自分にはこれだけでもかなりきつかったです。
しかし、同じハンズオンのメンバーのみなさまに支えていただきながら、なんとか形にすることができ、終わったときは本当にほっとしました。

当日は怒涛のように過ぎていきました。気が付いたらすべてが終わって、十数人くらいで居酒屋にいた。。。

実行委員をやって得たこと

・WordPressに関わる知識

WordPressの機能、プラグインなどの知識だけでなく、WordPressを制作にどう生かしていくか、また、WordPressに貢献するということについても考える機会になり、これからの自分自身の取り組み方も考えるきっかけとなりました。

・WordPressへの貢献

サイト制作の中でWordPressを使うだけでなく、いろいろな方面でWordPressと関わっていくことの大切さ、面白さがわかりました。
いろいろな人にぜひ関わっていってほしいと思いました。

・人との出会い

本当にたくさんの人と関わることができたというそのこと自体が一番大きいのではないかと思います。
今回お世話になった方々、そしてこれからお世話になるかもしれない方々、この出会いは一生ものではないでしょうか。

まとめ

全体を通して楽しく、またいい経験をさせていただくことができてよかったです。
ただ一点だけつらかったのは、実行委員としての仕事のしんどさもありますが、一番つらいのはどうすればいいのかわからないということだと感じました。
何かしたくても何をしていいのかわからないことが多く、結果役に立ててないのではと思うことがほとんどでした。
もっといろいろなことをできるように、全体を見て動けるようになりたいと思います。
そしてそうなれたら、ぜひリベンジしたいですね。

正直なところ実行委員をするのに知識や技術はあまり関係ないと思います。(多少は必要ですが)
やる気、そしてWordPressへの思いがあればだれでもできるのではないかと思います。
WordPressに関わる全ての人にぜひもっとコミュニティに参加していってほしいと思います。

最後に

実行委員のみなさま、当日スタッフとして協力してくださった方々、一緒にハンズオンの世話役をした方々、WordCampに来てくださった方々、今回お世話になったすべての方々に感謝を述べたいと思います。
ありがとうございました。

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